わたしをそうさせる

カフカの肖像のある珈琲店

たくさんの種類の繊細な感性がたたみかける

見開いた眼を離せない

シャネルの口紅の味が好き

薔薇の花を引きちぎる

すこし苦いもの

噎せ返るほどの
百合の花の
息の根をとめて

桜貝
微熱
宵月

籠の中の乙女
流された黒髪

飲み干した壜
アマレット

風 / Sylph

蒼穹
那由多
天上の結婚

シジル、セグラ、タリスマン
翠に輝く
ペルソナ、アニマ、アニムス


朧は美しい
決して触れない
人の夢のように儚く

空を切っていくナイフ
射られて
花々も散ってしまう



統合と解体
高次には統一がある