Chronus

折り目をつけるように

心も身体もくっきりと変われたら

どんなによいだろうか


日常に忙殺される

日々刻々

たくさんの声や目線の中で

自分の脳が心臓が

掻き消されていく

見えなくなる

とくとく


忙殺されながら

気を保つこと

硝子を磨く

催眠のための流民


貴方は痛めた手首を曲げながら

                  」 と書きます

とくとおもしろい

徒花

眼に見える表面のものだけがすべてではない

お前の知っているものだけが世界ではない

鋭利な慧眼をもつ者たち

その鋭さ故 己も他も傷つけてしまう危うさを

頭を擡げて未来を愁う

滅びのための二元論

これまでの世界が成り立ちさらに強くなっていくため(例えば統制を図るためだとか)に必要だったにしても、これからの世界はそれを超越していくのだから淘汰される

滅びゆくための道は整えられている

歩みを進めるその後ろから音をたてずに崩れ落ちていく

時の声がきこえる

愚かな 滅せよ


戸棚に蜘蛛がずっといる

そこから動かない

金子みすゞの詩を思い出す


耳鳴りがきこえる

錆びたままのカレイドスコープ