2020年8月18日火曜日

滅びのための二元論

これまでの世界が成り立ちさらに強くなっていくため(例えば統制を図るためだとか)に必要だったにしても、これからの世界はそれを超越していくのだから淘汰される

滅びゆくための道は整えられている

歩みを進めるその後ろから音をたてずに崩れ落ちていく

時の声がきこえる

愚かな 滅せよ


戸棚に蜘蛛がずっといる

そこから動かない

金子みすゞの詩を思い出す


耳鳴りがきこえる

錆びたままのカレイドスコープ