nymph


僕は此処で
自分が朽ちゆくのを待っている
皮膚が剥がれ落ち
骨が溶けて
血が退いてゆく様を
只々みつめている

「わたしの痛みは、いつでもわたしの痛みだわ」

こわいのは
揺れる魂
それだけ

僕が詩を書くことはない
僕が死を描くことはない