この痛みはわたしだけのものだ
いつかどこかで
いつかあの時に
傷を受けたときも痛かった
それは開くときもまた、痛むのだ
心の錠が解け開くときにも、また
生きているから、痛いんだ
生きているから、よかった
わたしが、わたしを生きているから
今までも、わたしは生きてきたから
わたしはわたしの 陰 闇 を受け入れよう
わたしはわたしの 光 陽 を受け入れよう
真ん中で
両手を取り合って
静かに寄り添って
ずっといつまでも
共にここに居よう
もうどこにも行かないで
もうどこにも行かないよ
混ざり合って溶けてゆく
心の真中
中心
中心
真心
穏やかで凪いでいて安らかで
染み渡るように温かいところ