秋分前にどうしても髪を切りたくなり、断髪。
秋冬は伸ばすので整える程度。
美容師さんの「これまでずっと付き合ってきたわけだから、髪や身体のこと、似合う服なんかは、今日初めて会ったわたしよりも、ご自身がいちばんわかっていらっしゃると思うので」という話がよかった。
私もそう思う。
さらさらになった素髪のまま、辨財天さんのとこ。
今日は幾度も蝶や綿毛たちが飛び交っていて好い。
地球に降り注ぐ光の粒子が、前よりもさらに細やかになったように感じる。
photon 光子。
藝術とは
絶え間なく移り変わり
流れゆく粒子の世界で
残したいものを残す行為。
敢えて刻印する行為だ。
溢れてくる言葉の粒たち。
どうしても、おまえたちを見殺しにはできないのよ。
生きているうちに、なんでもやってみるならば。
たった一人でも、読んでくれるひとが居る。ならば。
その日 のために
私はずっと 歌を書いている。