2025年1月2日木曜日

七色耀光

耀

 

色光しきこう、色香。

漂いながらうつろふままに

その中に自らの色を、自由自在に。

 

道を訊ねる人には星のしるべを。

星が、希望を灯すものであるように。

あなたの中の「自分自神」を存分に。

全力で、生命を輝かせて生きる。

毎日が、生日いくひ足日たるひ

日を生きる と書いて、 「星」 になる。

 

美しいものを沢山見せてもらったから

美しいものを沢山作って

この地球に恩返しがしたい。

 

星乙女に鳴神なるかみ

月夜つくよ星辰せいしん

編むほどに

 

生命いのちこそ、最上の神秘。

 

それぞれが人として

それぞれの人生を生きて

出逢えたことの奇跡を、ありがとう。

 

 

二〇二五年 乙巳

どうぞよろしく

お願いいたします。

2024年11月18日月曜日

宵神楽 冬の褥は 成り合ひの 鳴りあう鈴の 玉の響きよ

よいかぐら ふゆのしとねは なりあひの なりあうすずの たまのひびきよ 
 
 
 
冬は血を流すために酒を呑む

美味しいお酒をいろいろと呑んでみたい

美杯

 

 

 

外に映すほど 視えてきて わかるんだもんなぁ

 

映すほどに

 

 

有り難い

 

 

 

身体がずっと御神楽を踊っている

舞扇

ひとりでに

 

 

 

祝いだ 祝いだ 弥勒の世

 

ひと も、かみ も、共に遊ぶは

神代かみのよ

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年10月23日水曜日

Ratnaraj

 

蛹だった。

溶解する条理には

ただ横たえるしかなく。

 

私のなかで

死んでいくものと

花開くものがいる。

 

同時だ。いつも

啐啄同時。

 

 

 

わたしたちは 生きながらに、何度も、生まれ変わる。

 

 

 

 

「もう小鳥じゃない」

 

そう。ならそれは 鳳凰おおとりだ。

 

 

 

 

 

ようこそ。

 

 

冷厳で、灼熱な

 

冥王星の

 

露の滴る

 

久遠の園へ

 

 

 

反転する冥界下り。

下がることは、上がること。

 

さあ、君の奈落を見せて 御覧よ。

 

 

 

 

 

 

 


2024年9月28日土曜日

Dioskūroi

 

厳しくなる必要もないが、余計に巫山戯ている暇もない。

いのちの時間は有限だ。

   

   

電車の中

自分が映っている動画を見せられて泣きやむ幼子 が印象的だった。

 

鏡の法則。

 

 

わたしたちもみなそのようなもの。

 

 

 

 

伝えあう 渡し合う

ことで、「わたしあう」

 

わたしは わたしに あえる。

 

 

 

 

 

 


 

 


2024年9月23日月曜日

日ノ記シ




秋分前にどうしても髪を切りたくなり、断髪。

秋冬は伸ばすので整える程度。 

美容師さんの「これまでずっと付き合ってきたわけだから、髪や身体のこと、似合う服なんかは、今日初めて会ったわたしよりも、ご自身がいちばんわかっていらっしゃると思うので」という話がよかった。

私もそう思う。

 

さらさらになった素髪のまま、辨財天さんのとこ。

今日は幾度も蝶や綿毛たちが飛び交っていて好い。

 

地球に降り注ぐ光の粒子が、前よりもさらに細やかになったように感じる。

photon   光子。

 



 

藝術とは

絶え間なく移り変わり

流れゆく粒子の世界で

残したいものを残す行為。

敢えて刻印する行為だ。

 

溢れてくる言葉の粒たち。

どうしても、おまえたちを見殺しにはできないのよ。

 

生きているうちに、なんでもやってみるならば。

たった一人でも、読んでくれるひとが居る。ならば。

 

 

 

その日 のために

私はずっと 歌を書いている。