己の内に在る凶暴性、野獣、
樹海のような虚勢と警戒
うつろでしかない
此の浮世は
其のような現世ですから
美しくなければ生きている意味など在りません
何度も同じようなことばかり囁かれる
煙草が切れました
血を血で洗うことの終末は安易に想像ができましょう。
絵を描きます。
詩を書きます。
果実の部屋でお逢いしましょう。
此の散文学、如何いたしましょう。
其処の光る指環で喉笛を…。
身を震わせる鴉
私なら此処です
此処にずっと居ります
アルコヲルを開ける音
ジャズピアノ奏者
私なら此処です
その手で屠っておくんなまし
緑萌える菜の花畑に
雛罌粟のささめごと
緋の紅葉を踏み躙り
六花凍てつき垂れる
思慮深くほどけていく夜に
すこしずつ秋の涼しさ
凛
はやく
湯気が眼に見えてゆらめくくらい
寒くならないかしら
甘いカラメルのような
体温と
星空と