美味しいお酒をいろいろと呑んでみたい
美杯
外に映すほど 視えてきて わかるんだもんなぁ
映すほどに
鏡
有り難い
身体がずっと御神楽を踊っている
舞扇
ひとりでに
祝いだ 祝いだ 弥勒の世
ひと も、かみ も、共に遊ぶは
神代の
美味しいお酒をいろいろと呑んでみたい
美杯
外に映すほど 視えてきて わかるんだもんなぁ
映すほどに
鏡
有り難い
身体がずっと御神楽を踊っている
舞扇
ひとりでに
祝いだ 祝いだ 弥勒の世
ひと も、かみ も、共に遊ぶは
神代の
蛹だった。
溶解する条理には
ただ横たえるしかなく。
私のなかで
死んでいくものと
花開くものがいる。
同時だ。いつも
啐啄同時。
わたしたちは 生きながらに、何度も、生まれ変わる。
「もう小鳥じゃない」
そう。ならそれは 鳳凰だ。
ようこそ。
冷厳で、灼熱な
冥王星の
露の滴る
久遠の園へ
反転する冥界下り。
下がることは、上がること。
さあ、君の奈落を見せて 御覧よ。
厳しくなる必要もないが、余計に巫山戯ている暇もない。
いのちの時間は有限だ。
電車の中
自分が映っている動画を見せられて泣きやむ幼子 が印象的だった。
鏡の法則。
わたしたちもみなそのようなもの。
伝えあう 渡し合う
ことで、「わたしあう」
わたしは わたしに あえる。
秋分前にどうしても髪を切りたくなり、断髪。
秋冬は伸ばすので整える程度。
美容師さんの「これまでずっと付き合ってきたわけだから、髪や身体のこと、似合う服なんかは、今日初めて会ったわたしよりも、ご自身がいちばんわかっていらっしゃると思うので」という話がよかった。
私もそう思う。
さらさらになった素髪のまま、辨財天さんのとこ。
今日は幾度も蝶や綿毛たちが飛び交っていて好い。
地球に降り注ぐ光の粒子が、前よりもさらに細やかになったように感じる。
photon 光子。
藝術とは
絶え間なく移り変わり
流れゆく粒子の世界で
残したいものを残す行為。
敢えて刻印する行為だ。
溢れてくる言葉の粒たち。
どうしても、おまえたちを見殺しにはできないのよ。
生きているうちに、なんでもやってみるならば。
たった一人でも、読んでくれるひとが居る。ならば。
その日 のために
私はずっと 歌を書いている。
辻に立っている。
阿弥陀籤の、重なるところ。
前に往くよ。前へ進むよ。
またいつでも還ってこれる真ん中の君。
旅は螺旋だ。
どこまでも。
Per aspera ad astra.
〝 苦難を乗り越えて星々へ向かう ”
人は自分の内にあるものしか外に見出せない。
内側の感性という眼と、外側の対象物が
同時に綺羅めいたその瞬間に、シャッターを切る。
刹那の眼交。
剣術の達人は剣を持たない という話を思い出した。
私はむかしから鉄扇葛Clematisの花言葉が好きなのだ。